遺伝的な敏感体質がある方で、アレルギー原因物質や刺激物が体内に侵入してくることで、
湿疹皮膚炎症が起こる疾患です。湿疹の『かゆみ』が最もつらい症状であると言われています。
冬に悪化することが多く、皮膚の乾燥でかゆみが増して、掻いてしまうことで、
またかゆみが増す。という悪循環が起きてしまいます。
合併症状として、『白内障』『円形脱毛症』『伝染性膿痂疹(細菌性皮膚感染症)』が起こる場合があります。
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皮膚科の受診によりステロイド性外用薬・内服薬や非ステロイド性抗炎症薬を処方され、使用している方がほとんどだと思います。
アトピー性皮膚炎に対し、当院では『お灸』を用いた治療をしていきます(個人によっては治療内容が異なります)。湿疹が良く出現する部位(肘・膝などの関節周囲、首、背中など)に対し、右の写真のような小さいお灸(糸状灸)を行ったり、棒状のお灸で刺激したりします。
写真のお灸は小さいので、熱過ぎるということはありません。安心して受けていただけます。お灸刺激には『調整作用』という効果があり、『お灸』を施すことによって皮膚表面に起きている炎症(=湿疹)を鎮静化させることができます。この効果によって『かゆみ』を抑え、更なる炎症を防止していきます。結果として、皮膚を良い状態に近づけていきます。
※当院では、皮膚科の受診と鍼灸院の併用をオススメしています。
※お灸治療は、少し「ピリッ」とするくらいの刺激です。治療後はスッキリとした爽快感を感じていただけます。
治療頻度、回数は患者さんの症状・状態により異なります。当院で患者さんの状態を把握し、しっかりとお話をして決めていきます。
患者さんによっては『お灸治療』が身体に合わないという方もいらっしゃいますので、最初の治療は、刺激を弱めにし、様子を観察します。大丈夫そうなら2回目以降はしっかりと刺激を入れていきます。
※ご不明な点がありましたら当院にお問い合わせください。
はしもと鍼灸院『ストレス』『疲労』『美容』対策室
℡0482572249