更年期障害とは、卵巣から女性ホルモン分泌が減少し、月経不順から無月経となる時期をさす。
女性ホルモンのうち、特にエストロゲンが減少することにより、
のぼせ、発汗、肩コリ、頭痛、不眠、いらいら、手足の痛み、冷え。
といったような血管運動神経症状(更年期症状)が出現するが、
日常生活上問題が出るものを『更年期障害』として、治療を必要とする症状です。
更年期は、年齢的に45~55歳きらいまでを指すが、近年では60代の女性でも
更年期様症状を訴える方が統計上、増加傾向にあります。
『体制ー自律神経反射』理論を用いた治療をしていきます。写真上のピンク色の部位を中心として『はり・お灸』治療をしていきます。
その他、患者さんの身体をしっかりと触診し、筋肉疲労が蓄積している部分や、体調の状態により治療エリアを変えていきます。効果としては、自律神経機能の調整、ホルモンバランスの調節と、各種症状(痛み、ほてり、だるさ等)の改善を目的に治療をしていきます。
はり・お灸治療を行うと、まず第一に身体の軽さを実感していただけます。即効効果とは別に、身体の中では徐々に効果が現れてきます。自律神経機能は、すぐに実感できるものではありませんので、じっくりと治療を継続していただくことで、一歩一歩効果が現れてくるのです。