虚血性心疾患『狭心症』『心筋梗塞』
平成20年度の虚血性心疾患の患者総数は808000人(厚生労働省調べ)この数字はかなり多く感じませんか?虚血性心疾患の死亡者数は139206人。この数字も恐ろしく感じます。
死亡原因の上位にある心疾患は正しい知識を普段から持ち合わせていることが必要であると感じます。
『狭心症』:軽い運動や激しい運動中~運動後に胸の痛みや胸のつっかえた感じが出現します。ほとんどの場合は数秒から数分で痛みが無くなりますが、この状態は狭心症のおそれがありますので循環器科を受診しましょう。
『心筋梗塞』:心臓への血液供給が突然減少、あるいは途絶したため心筋への酸素供給が停止し壊死してしまう状態。
①胸の中央から背中、あご、左腕に広がる痛み(注:他の部位に痛みが出現することもある)
②息切れ、冷や汗、吐き気
③意識喪失
以上のような場合は緊急的に救急車を呼びましょう。
できるがけ早い処置が必要ですので多少方法が間違っていても躊躇せずに実施することが望ましいそうです。
(行動例)
①救急車を要請
②気道を確保する(意識がなく呼吸も停止していると数分後に心臓も停止してしまう)
③意識もない・呼吸もな場合は心臓マッサージ(1分間に100回の速さで15回圧迫したら2回の人工呼吸)
救急車が到着するまで続けるのが望ましいそうです。この間に意識が回復する場合もあるようです。一番いけないのは放っておくことです。
このような場面に遭遇しないことが一番ですがいざという時のために普段から応急的なことができるように対策しておくことも大切ですね。
川口駅徒歩7分 はしもと鍼灸院『ストレス』『疲労』『美容』対策室
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