思春期から更年期の女性に多い過換気症候群
過換気症候群は女性に多く男性の2~6倍と言われています。年代では思春期~更年期(50歳代)くらいに多いそうです。
ほとんどの場合、ストレスや不安感などの精神的なものが原因となっていますが疲労感や睡眠不足などの身体のストレスもきっかけになります。
息苦しさや胸の痛みなどの症状によって患者さん自身の不安感が悪化するという負のサイクルが大きくなるという病気と言えます。
人の身体は弱アルカリ性に保たれています。ph7.4程度。しかし過換気症状態が続くと体外に排出される二酸化炭素が多くなり動脈血中の二酸化炭素量が異常に低下してしまいます。そうすると血液がアルカリ性に傾きます。ph7.5~7.6 このわずかな変化でも身体には大きな変化をもたらしてしまうのです。
症状としましては呼吸回数増加、胸痛、動悸、吐き気、頭がボーっとする、意識を失う、唇や手のシビレ、硬直、つっぱった感じ、痙攣など。
過換気状態を自覚した場合はまず気持ちを落ち着かせて呼吸を意識的にゆっくりと整えます。深呼吸はしないようにします。これによって数分で症状が落ち着く場合がありますが、落ちついたら早めに内科などの医療機関を受診してください。
紙袋で反復呼吸(自分で吐いた息を再び吸う)やハンカチで口をおさえるなどの対処は代表的です。不安の除去や薬物療法などの選択肢もありますので医師と相談しましょう。
当院では身体のストレス、心のストレス、疲労感、睡眠不足に対する『鍼灸治療』も行なっております。他の疾患から過換気症候群になるケースもありますのでまずは医師の検査をしっかりと受けた上で来院してください。
心や身体の疲れは免疫力も低下させますので早めに対策されることをオススメ致します。
何かご不明点ありましたら当院にご相談下さい。
川口駅徒歩7分 はしもと鍼灸院『ストレス』『疲労』『美容』対策室
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