いざというときに知っておくと便利です。
頭痛は身近な疾患です。いつもの頭痛ということで放っておく方も多いと思いますが、今回は中でも危険性が高い『頭痛』を紹介したいと思います。
日本人の25~30%にあたる約300万人が頭痛持ちであるという統計もあります。頭痛の70~80%は緊張性頭痛、片頭痛、群発頭痛などの『機能性頭痛』で、これは一次性頭痛ともいわれ原因のはっきりしない頭痛を指します。
これに対して、『器質性頭痛』とは、頭頸部外傷、くも膜下出血、脳梗塞、脳腫瘍、髄膜炎などはなんらかの器質的疾患が原因によるもので特に注意が必要です。
注意が必要な症状は
①今までに経験したことのない痛み
②嘔吐
③意識障害
④発熱など感染症を伴う頭痛
⑤いつから痛みだした。とはっきりわかる頭痛
⑥血圧上昇
などです。高齢になってから新しく生じた頭痛は器質原因の可能性が高いので注意して下さい。器質的疾患が疑われる場合は直ちに救急車を呼んで下さい。
機能性頭痛の場合は薬の服用や生活習慣改善で症状が緩和することがありますが、頭痛の改善が無い場合は早めに専門医を受診して下さい。医師に診察を受けた上で機能性頭痛が長引く場合は当院の鍼灸治療でも対応させていただいております。
何かご不明な点がありましたら当院にご相談下さい。
川口駅徒歩7分 はしもと鍼灸院『ストレス』『疲労』『美容』対策室
℡:048-257-2249