基礎体温で判断される黄体機能不全
基礎体温上、低温層と高温層の差が0.3℃未満の場合、低温層からl高温層への移行が4日以上の場合、高温層の持続維持が10日未満の場合などに黄体機能不全と診断されることがあります。
排卵後に卵胞の顆粒膜細胞などから形成される黄体からのエストロゲンとプロゲステロンの分泌不全により、分泌期子宮内膜への変化が十分におこらない現象を言います。無排卵ではないが、着床障害のため不妊になりやすいとされています。
子宮内膜はエストロゲンにより増殖し、プロゲステロンによって分泌期内膜に変化するが、これらのホルモンの分泌不全のために妊娠成立と維持にとって必要な子宮内膜変化が不十分となります。
妊娠の維持に必要なプロゲステロンは妊娠7~8週ごろから胎盤が主な分泌源となるがそれまで黄体が維持されない場合には流産となる。
子宮内の状態が適度に保たれていないと妊娠成立から維持にいたるまでうまく進んでいかないということになります。
当院の不妊専門治療のコンセプトは、子宮内や卵巣の血流の改善です。血液循環は基礎的なものなので、しっかりと酸素や栄養素が送られないと機能してくれません。さらに、ホルモンは血液循環に乗って輸送されます。分泌されたホルモンがしっかりと送られるように血流はとても大切であるといえるでしょう。
当院の不妊専門治療は、以上のような症状の方の改善を目指します。西洋医学的な治療と当院の鍼灸治療を併用することで大きな効果を期待して治療にあたっています。
何かご不明な点がありましたらお気軽にご相談下さい。
はしもと鍼灸院『ストレス』『疲労』『美容』対策室
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