検査項目のP4値について説明していこうと思います。
P4=プロゲステロン プロゲステロンとは黄体ホルモンとも呼ばれており、黄体から分泌されているホルモンです。E2の作用によって厚くなった子宮内膜を着床に適した状態に変えてくれるホルモンです。
妊娠していない状態での基準値
卵胞期:1以下
排卵期:4以下
黄体期:5~30
閉経期:1以下
このP4値が低いままだと、着床しても安定せず子宮内膜の維持が出来ずに流産することもあります。E2がP4受容体の発現に関与しているためE2値が低いとP4値も低くなります。
P4値が排卵後5~7日目に10ng/mL以下の場合は黄体機能不全の診断となることがあります。
いずれにしても、婦人科などの専門医療機関で検査してもらわないと分からない数値です。妊娠の維持にはとても重要なホルモンです。不妊症傾向にある方はこれらの検査項目について調べてもらいましょう。
はしもと鍼灸院『ストレス』『疲労』『美容』対策室
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