E2値とは一体何のことなのでしょうか。
エストロゲン(卵胞ホルモン)=E1・E2・E3のことをいいます。
E1=エストロン
E2=エストラジオール
E3=エリスリトール
以上の3つを合わせてエストロゲンと言います。
エストロゲンは、主に卵胞から放出されているホルモンで、乳腺の発達にかかわったり、子宮内膜を厚くしたり、妊娠に適した状態にしていくホルモンです。
E2は、エストロゲンの中でも含有率が高いため、検査指標になりやすく、そのためE2値が検査項目とされています。
測定時期を問わず、E2値が30pg/mL以上であれば卵巣機能があると判断されます。
E2値は卵胞の発育とともに上昇し、自然周期では排卵直後で200~400pg/mLに達することもあります。
基準分泌測定値
卵胞期 : 13~70
排卵期 : 70~240
黄体期 : 70~160
閉経期 : 10以下
検査結果には結構な幅がありますので、検査値などの結果については専門医の判断に従いましょう。又、検査項目に一喜一憂しないようにしましょう。身体はそれぞれ違うものです。よって数値もみんなバラバラです。検査時の体調、気候、ストレスの具合によっても変わることがあります。
当院に不妊専門治療いらっしゃる患者さんの約8割の方が検査結果を細かく気にされています。悪いことではないのですが、気にしすぎるとそれが大きなストレスとなり、マイナスに働いてしまう恐れがあります。
検査の結果に対する対策については専門医に任せて、風邪の予防や食事の管理など個人でできることに気を配る方が重要だと感じます。余計なストレスを自分に与えてしまわないようにしましょう。
埼玉県 はしもと鍼灸院『ストレス』『疲労』『美容』対策室
℡:048-257-2249