当院での鍼灸治療は『体性ー自律神経反射』という反射メカニズムを利用した治療を行なっております。
当院での鍼灸治療は、東洋医学的な考え方ではなく生理学的根拠にもとづいた形での鍼灸治療を行なっております。
そこで今回ご紹介するのは、近年増加傾向にある『不妊症』に対する鍼灸アプローチの理論です。
当院では鍼治療の際、鍼に電気を流す『鍼通電刺激』を行ないます。生理学者のStener-Victorinは無排卵女性の３分の１が鍼通電療法で正常化した経験や卵巣が血管に富んだ器官であり、交感神経の役割が強いことに着目し、関連部の体表に鍼通電をするという実験を試みました。
結果は、刺激の種類によっては卵巣内の血流量に有意な増加傾向を示すことが分かりました。卵巣は血管に富んだ器官です。そして、卵巣の血液循環量を増加させれば、卵巣の機能も高まります。さらに子宮に関する血液循環も改善されますので『妊娠』に適した環境を作り出していくことができるのです。
当院では、不妊治療として『鍼灸治療』に来院されている患者さんで、数名の御懐妊という実績を上げております。婦人科を受診されている方も多いと思いますが、『鍼灸による不妊治療』の併用をオススメしております。
『鍼灸による不妊治療』について何かご不明な点がありましたら当院にご相談下さい。
はしもと鍼灸院『ストレス』『美容』『疲労』対策室
℡048-257-2249