ストレス社会の現在では、月経異常を訴える方が増えてきているようです。
月経異常には、無月経・月経不順、月経困難症、月経前症候群、不正性器出血などさまざまなじものがありますが、今回は『無月経』について記事にしてみました。
無月経は原発性無月経と続発性無月経の2つに分けられます。
『原発性無月経』:18歳を過ぎても月経がみられない状態のことをいいます。これは、染色体異常、卵巣などの発育不全、副腎の異常、先天性異常などが考えられます。担当専門医に相談することが第一選択となります。
『続発性無月経』:生理的無月経(妊娠・授乳期・閉経)ではなく病的な原因によって月経が3カ月以上なくなる状態のことです。高プロラクチン血症、甲状腺や副腎皮質の異常ストレスやショックで女性ホルモンのバランスが崩れてしまうこと。無理なダイエットや摂食障害によって視床下部が正常に機能しなくなることが原因であると考えられます。こちらも第一選択は専門医に相談することです。
鍼灸治療で効果がみられるのは『続発性無月経』です。鍼灸治療は自律神経にアプローチできますので、ホルモン分泌されない状態を改善したり、子宮、卵巣の血液循環を改善したりすることができます。結果として、正常な状態に近づけることができるのです。
無理なダイエットや、偏った食生活は続発性無月経になりやすくなってしまいます。運動不足も要注意です。
無月経症などでお悩みの方がいらっしゃいましたら婦人科などの専門医を受診したうえで、当院にご相談下さい。
はしもと鍼灸院『ストレス』『疲労』『美容』対策室
℡048-257-2249