出産後の月経不順は見落とされがちな症状です。
妊娠、出産、育児は女性にとって充実した時期であるとともに、大きなストレスの時期であるとも言えます。
妊娠中は、通常時と比べてホルモンバランスが大きく異なります。エストロゲンプロゲステロンなどが大量に分泌されて妊娠が維持されていますが、出産によって大きくホルモン分泌の変化が起こります。分娩期にはオキシトシンやプロスタグランジンが分泌されて子宮筋収縮を起こし、産後は授乳のためオキシトシンやプロラクチンが分泌されるというおおきなホルモン変化が起こります。
そのため、ホルモンバランスが崩れやすい状態で、女性にとってはダメージが大きい時期なのです。
ホルモンバランスの不安定から精神的にもバランスを崩しやすいので、マタニティーブルーや、産後のうつ症状になる可能性も高まります。
産後の月経が再開するまでには個人差があります。産後２か月で再開することもあれば、１～２年にわたって無月経である場合もあるため個人差が大きいと言えます。
当院では、上記の『個人差』というものも大きなストレスであると考えます。ストレスが加わればそれだけ身体にはマイナスとなります。結果的に身体の中でホルモンバランスが整うの時間がかかってしまうのです。
体制ー自律神経反射理論にもとづき、腰部を中心に治療していきます。エストロゲンなどの女性ホルモンのバランスを調整させていくような刺激で治療することで、体内環境が整ってくるのです。
何かご不明な点がありましたら当院にご相談下さい。
はしもと鍼灸院『ストレス』『疲労』『美容』対策室
℡048-257-2249