自律して働いてくれる神経=自律神経
この自律神経の機能が失調した状態を自律神経失調症といいますが、この病態について紹介していこうと思います。
身体に器質的な疾患(疾患原因が明確なもの)がなく、原因不明なさまざまな症状を訴えている症状のことを『自律神経失調症』と呼んでいます。
思春期から40歳代の間に好発し、男性より女性に多い。症状としては自覚的なものが多いです。
・頭痛・めまい・疲労感・不眠・ふるえ・四肢冷感・発汗異常・動悸・息切れ・胸部圧迫感・胸痛・食欲不振・胃部膨満感・便秘・下痢など多彩です。
診断は、まず器質的な疾患がないかを検査することからはじまります。例えば、胃の膨満感がある場合は、胃腸科などで診てもらって下さい。それでも原因が見つからない場合は、心療内科などの医師に相談しましょう。自律神経系の乱れが原因で胃の膨満感が起こっているかもしれません。
何かご不明な点がありましたら当院にご相談ください。
はしもと鍼灸院『ストレス』『疲労』『美容』対策室
℡048-257-2249