『肩こり』という単語は日常的に使用していますが、医学的にはどのように解釈されているのか分からない。という方が多くいらしたので、紹介していきたいと思います。
今回の記事は南山堂の医学大辞典の中の『肩こり』の部位を紹介していきます。
『肩こり』:首すじ、首のつけ根から、肩甲部の筋肉が重く張った感じとなりときに鈍痛を伴う状態で主観的には極めて不快な感覚。ときに頭痛や吐き気を合併する。若干女性に多い傾向がある。原因としては過労、不良姿勢、精神的緊張感、高血圧、眼精疲労、自律神経失調症、更年期障害などの疾患からの二次性のものもある。
発症メカニズムについては明らかになっていないが、神経の過剰刺激、筋肉の疲労、自律神経失調などが引き金となり、交感神経系の過緊張が起こる。その結果として末梢血管の収縮、筋肉の結構障害、うっ血、浮腫が起こり、これらが独特な肩コリ症状を引き起こしているのではないかと推定される。
以上のような内容で記載されています。専門用語が多いので、分かりにくいと思いますが、肩コリは女性に多いようです。適度な運動とストレッチ体操などが有効です。日頃から疲労感を溜めこまないように注意していくことが大切になります。
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はしもと鍼灸院『ストレス』『疲労』『美容』対策室
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