自律神経機能を検査する方法はいろいろあります。
今回の記事では、代表的なものを紹介していきましょう。
『立位心電図検査』=血管の運動神経や心臓の働きをみる検査です。横になった状態で心電図をとり、つぎに立った状態で心電図をとります。自律神経が正常なら心電図に極端に波形が乱れることはありませんが、自律神経が不安定な場合は波形に乱れが生じることがあります。
『シュロング起立試験』=血圧の変化を見ていく検査です。しばらく安静に横たわって血圧を測定し、そのあとで立ちあがったときの血圧の変動をみていきます。自律神経が正常に機能していれば血圧は大きく変動したりしませんが、自律神経の働きが低下していると立ちあがったときに血圧が大きく変動しますので、『めまい』や『立ちくらみ』を感じる方が多いようです。
『筋肉の緊張感』=筋肉の緊張感がある場合、自律神経のバランスが乱れていることも考えられます。特に、首・肩・肩甲骨のつけ根・背中などの筋肉に強いコリ感を感じている方は注意が必要です。頭痛や、全身の疲労感、ゆううつ感がある方はそのままにせず、早めに相談しましょう。
何かご不明なことがありましたら当院までご相談下さい。
はしもと鍼灸院『ストレス』『疲労』『美容』対策室
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